フットボール 5
レッドカード
直接負けの裁定。5枚すべてのレッドカードがフィールド上の選手に出されなければ、直接の敗戦となる。というのも、どちらかのチームの人数が7人に満たない場合、試合は続行できず、0-3の敗戦を宣告されるというルールがあるからだ。これはバスケットボールの試合で片方がプレーできず、0-20の敗戦で直接PKが与えられるようなものだ。
選手が重大な反則を犯したり、攻撃的な行動をとったり、相手選手などに唾を吐きかけたり、ピッチ上の選手を攻撃的、侮辱的、唾棄的な言葉やジェスチャーで侮辱した場合、主審はレッドカードを与える。
また、試合終了までに1チームから5人の選手にレッドカードが出された場合、その試合は即座に終了となり、5枚のレッドカードを受けたチームは0-3のストレート負けを宣告される。
ピッチ上でのレッドカードの使用は、2つの状況に分けることができる。1つは、状況が悪すぎるため、レフェリーが我慢できず、直接レッドカードを使用して選手を退場させることである。2つ目のケースは、同じ試合で反則や行為により2枚のイエローカードを受けた場合、2枚のイエローカードは1枚のレッドカードに相当し、主審はその選手を退場させる。
試合への影響に加え、レッドカードを受けた選手には出場停止処分が科される。出場停止処分には次のようなルールがある。まず、リーグ戦の出場停止処分は、一般的にリーグ戦の次の試合のみ有効で、その試合がたまたまシーズン最終戦だった場合、出場停止処分は自動的に来シーズンの初戦まで延長される。場合によっては、リーグ戦の出場停止処分は国内カップ戦でも有効となる。次に、国内カップの出場停止処分は、一般的にカップ戦の次の試合に対してのみ有効であり、国内カップの決勝戦でレッドカードを受けた場合、次の出場停止処分の制約は自動的に取り消される。いくつかの国内カップでは、レッドカードはリーグ戦に対しても有効であり、すなわち、選手は次のリーグ戦の出場停止処分となる。