デビッド・ベッカム（1975-）イギリスの中盤のサッカー選手
38歳でサッカー界を引退。2013年5月16日夜、イングランドサッカー協会（EFA）は公式サイトを通じて、フランスリーグ1のパリ・サンジェルマンでプレーしていたベッカムが今シーズン限りで現役を引退することを発表した。そのシーズン終了時、パリ・サンジェルマンは38試合で25勝8分け5敗の勝ち点83を獲得し、リーグ準優勝のマルセイユに12ポイント差をつけて優勝した。
ベッカムのキャリアは、マンチェスター・ユナイテッドのイングランド・プレミアリーグから始まった。 1993年7月にトップチームに入ったベッカムは、1995年1月にマンチェスター・ユナイテッドからプレストンに短期レンタルされた。その後も、ベッカムはその優れた技術でユナイテッドに欠かせない存在となり、スコールズ、ネビル兄弟らとともにマンチェスター・ユナイテッドの「92黄金世代」と呼ばれた。ナショナルチームレベルベッカムはイングランド代表として1998年、2002年、2006年と3度のワールドカップに出場した。残念ながら、イングランド代表は3度のワールドカップで優勝することはできなかった。
しかし、ワールドカップ優勝こそ逃したものの、ベッカムは現役時代にプレミアリーグ、チャンピオンズリーグ、リーガ・エスパニョーラ、リーグ・アンを制覇した。引退後、ベッカムは何度も中国を訪れ、ファンと交流している。また、2018年9月にはメジャーリーグサッカーにマイアミ・インターナショナルというサッカークラブの設立を発表し、選手からクラブ創設者への転身を果たした。選手としてプレミアリーグで目覚ましい活躍を見せたベッカムは、2021年5月にプレミアリーグの殿堂入りを果たした。
