リヴァプールのDFトレント・アレクサンダー=アーノルドは、キャリアの大きな決断を迫られており、現在のオーナーであるリヴァプールか、リーガ・エスパニョーラの強豪レアル・マドリードのどちらかと、新たな高給契約を結ぶことを現在検討していると、イギリスの『ミラー』紙が報じている。

アーノルドは現在、リバプールとの契約最終年を迎えているが、契約延長をめぐって両者はまだ正式な交渉に入っていない。この行き詰まりはアーノルドの将来に不安を与え、他クラブの注目も集めている。欧州サッカー界のトップ・ジャイアンツの1つであるレアル・マドリードは、アーノルドに強い興味を示しており、来夏には契約解除で獲得しようと計画している。

元マンチェスター・ユナイテッドのゴールキーパー、ベン・フォスターがこの件について意見を述べた。彼は、アーノルドが現在置かれている契約状況が、リバプールとの交渉において彼の影響力を大きく高めると考えている。フォスター氏は、リヴァプールのスター選手であるファン・ダイクやサラーが、合わせて週給60万ポンド(約7000万円)を得ている可能性がある一方で、アーノルドはイングランド代表選手として、またチームの中心メンバーとして、より高額な年俸を要求する資格が十分にあると指摘している。

「アーノルドは、4年から5年の契約を結べば、その価値が1億ポンドに跳ね上がることを知っている。フォスターは、"だから彼には、契約を延長するかどうかを考える前に、プレミアリーグで最も高給取りの選手のひとりになることを要求する十分な理由がある "と説明した。

さらにフォスターは、アーノルドがレアル・マドリーに移籍した場合の潜在的な収入についても言及した。もしアーノルドがフリートランスファーでレアル・マドリードに移籍することを選んだ場合、週給40万ポンドから50万ポンドが支払われる可能性があり、これは魅力的な数字だと述べた。

しかし、リバプールにとってアーノルドを失うことは間違いなく大きな痛手となる。チームのユース育成システムの優秀な代表選手として、アーノルドはフィールドで優れた技術と戦術意識を示し、チームにとって不可欠なメンバーである。それゆえ、リバプールは来夏にアーノルドが2人空くという恥ずかしい事態に直面しないためにも、一刻も早くアーノルドとの契約更新交渉を開始する必要がある。

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