オーストラリアとスウェーデンは、ベスト4で敗れたことに落胆しているが、これからは気を取り直して、いいパフォーマンスで女子ワールドカップを終える必要がある。
オーストラリアは国を挙げての応援を受け、イングランドとのベスト4ではまたもや75,000人ものファンが応援に駆けつけた。ライバルであるカナダとフランスを打ち負かした彼らの活躍は、次世代を担う選手たちに刺激とモチベーションを与えるものとなった。
怪我から復帰したセンカルはイングランド戦でワールドリーを決めた。ポジショニングとゴールセンスで違いを生み出せる選手なので、スウェーデン戦でも得点を期待したい。センカール以外では、マリコナのパフォーマンスにも感心している。 彼女はひねりの技術や相手DFから抜け出す能力で素晴らしい選手なので、チームの創造性とゴールの源としても期待している。
スウェーデンが決勝に進めなかったのはかわいそうだ。彼らはいつも大会の後半に進出することができたが、今回もベスト4に終わった。アメリカを破り、スペイン相手にいいパフォーマンスを見せたのだから、決勝トーナメントに進むのは当然だと思う。
スウェーデンは自らを追い込むのに苦労するかもしれないが、女子ワールドカップを3位で終えたいところだろう。これまで4ゴールを挙げているディフェンスマンのエリース・ディーターは、今大会のゴールデンブーツの候補である。