女子ワールドカップ・トップ8決定戦は、共催国のオーストラリアがトップ4入りをかけてフランスと直接対決するという魅力的な試合だ。
グループステージでナイジェリアに2-3で敗れて以来、オーストラリアは良くなっていると思うし、ラウンド16のデンマーク戦では試合の主導権を握ることができた。
デンマーク戦ではスタカーニとカトリーヌ・フォルテが左サイドで活躍したため、フランスの右ウイング、ブレッシーとそのチームメイトはアーセナルのサイドコンビの進撃に対応するのに苦労するだろう。
カンガルーの右サイドには、前回の試合でデンマークを2-0でノックアウトする2点目を決めたヘイリー・ルッソがいる。得点の起点となったマリコナも2ゴールに絡む活躍を見せ、センカル不在の中、素晴らしい仕事をした。
チェルシーのストライカー、セングカーが怪我から復帰し、オーストラリア代表を強化した。彼女がこの試合で先発するとは思わないが、世界屈指のゴールスコアラーである彼女は、フランスのベテランセンター、レナールや相手の他のディフェンダーをバックアップする能力がある。
一方、フランスはラウンド16でモロッコを4-0で下し、女子ワールドカップで4度目のベスト8進出を果たした。
フランスのサイド攻撃はオーストラリアのディフェンスに問題を引き起こすと思うので、カンガルーの選手たちはジャネッサ・デイリーとシーマ・バチャがダイアンとエウゲニア・ナサニエルスマにテレポートして攻撃するのを阻止する必要がある。
フランス人ストライカーのディアーヌとユージニア・ナサニエルは合計7ゴールを決めており、両選手とも絶好調である。