フランスは、グループFの最終戦で、すでに敗退が決まっているパナマに勝ち点を与えれば、ノックアウトステージ進出を決めることができる。
フランスはグループステージ第2戦でブラジルを2-1で下したが、これは後半にヘディングシュートを決めたキャプテンのレナートの活躍によるもので、この勝利はチームの経験と質の高さを示していると思う。リヨンのウジェニー・ナサニエル・セマは、ブラジル戦でフランス代表の先制点を決めたことで自信に満ち溢れているだろうし、アシストを加えたディアンヌは、今回も最下位に沈むパナマ相手にチームの創造力の源となるだろう。また、シマ・バチャとジャネッサ・デーリーのウイング陣の攻撃の脅威も高く評価したい。
一方、パナマはジャマイカに0-1で敗れ、トーナメント敗退が決まった。しかし、パナマの実力は決して悪くない。フランスの猛攻に苦戦するのは間違いなく、守備の要であるヨメナ・ビンゾの好パフォーマンスが必要だろう。