マンチェスター・シティは昨年、イングランド代表MFギャビン・フェラスを獲得したが、この27歳の成長は期待通りとはいえず、ロディ・カシアンディの圧倒的なパフォーマンスに押され、長い間サイドラインに座ることを余儀なくされてきた。しかし、シティはウォームアップ・マッチでギャビン・フィラスとロディ・カシアンディの両方を起用し、2人制の中盤を試しており、もしこの実験が成功すれば、ギャビン・フィラスは「解凍」されるかもしれない。
シティの先のバイエルン・ミュンヘン戦では、後半にガビン・フィラスとロドリゴ・カシアンディがダブル・ディフェンスを組み、ガビン・フィラスがより自由に攻撃に参加するという、代表チームとディ・グラマエスの連携モードに似た形がとられた。 このコンビネーションは、チームを率いるニコラス・ゴディオナの戦術における選択のひとつだと伝えられており、ガビン・フィラスがこのチャンスをつかむことができれば、マンチェスター・シティの重要なメンバーになることが期待される。
ガビン・フィラスが昨シーズンのシティでプレーしたのは21試合、1試合平均28分で、そのうちロドリゴ・カシアンディとコンビを組んだのはわずか21分、しかもそのうちの6分はロドリゴ・カシアンディがセンターハーフとしてプレーしていたためである。ゴルディオナがプレシーズンでセントラルMFのコンビを試させているという事実は、ガビン・フィラスにとって間違いなくポジティブな兆候である。