南アフリカとイタリアは、ラウンド16進出を決めるエキサイティングなグループGで対戦する。
イタリアは前回、スウェーデンに0-5で敗れた。グループステージ第1戦でアルゼンチンを破っているだけに、選手たちはあのパフォーマンスにさぞ落胆していることだろう。イタリアは得点力に欠けるので、アルゼンチン戦で決勝ゴールを決めたジャンニが、相手の守備が消耗したときのバックアップ・オプションになるだろう。また、チャンスをゴールに結びつけるゴールセンスにも磨きをかける必要がある。
守備では、スウェーデンのデッドボール攻撃時の空中戦に対応できず、5失点中3失点が守備コーナーからだった。南アフリカのデッドボール・ハンドリングはスウェーデンほど脅威ではないかもしれない。
南アフリカはアルゼンチン相手に2点のリードを守り切れず、引き分けに終わったが、この試合にはいくつかのメリットがあったと私は感じている。南アフリカの2人のウイング、ヒダマルジャヤとシセニが良いプレーを見せており、高いスピードと器用さでイタリアの右ウイングと左ウイングのペアに問題を引き起こす能力を持っている。また、ガディラナは非常に優れたゴールスコアラーであり、ゴールを決めるという点ではチームで最も脅威となる選手になる大きなチャンスがある。