月17日夜、中国スーパーリーグ第23節、青島海牛対深圳新鵬城の注目の一戦が行われた。夜のスタジアムはライトアップされ、双方のファンの声援がこのエキサイティングな試合を盛り上げた。
前半開始早々、両チームは一気に均衡状態に入り、激しい攻防が始まった。青島海カウボーイズはホームという地の利を生かし、正確なパス回しと積極的なランニングで常に突破のチャンスをうかがい、勝利への強い意欲を見せた。一方、深圳新鵬城は堅い守備と素早いカウンターアタックを武器に、相手を寄せ付けない。
試合開始20分頃、青島シーボーイズは貴重な攻撃機会を得る。外国人FWドゥジャリッチがペナルティエリア外で味方の絶妙なダイレクトフィードを受け、ややアジャストした後に放った遠距離シュートは、まるで砲弾のようにゴールに向かって飛んでいったが、残念ながらクロスバーに当たっただけでゴールに結びつかず、観客からは惜しむ声が漏れた。
しかし、青島海牛の攻撃は止まらない。その直後、素早いカウンター攻撃から、ストライカーのボアカイがペナルティエリア手前で低い弾道のシュートを決めて先制点を奪った。このゴールはボアキエの卓越した個人技を示しただけでなく、青島海牛のチーム全体の暗黙の了解を反映したものだった。
サイドチェンジの後、深圳新鵬城は同点に追いつくべく、明らかに攻勢を強めた。青島海牛のディフェンスにプレッシャーをかけ続け、サイドからのパスやフィールド中央を突破。しかし、青島海牛のGK孟鵬飛が好セーブを見せた。
一方、青島シーブルズもチャンスを逃さなかった。カウンターアタックとセットプレーで深圳新鵬城のゴールを脅かし続けた。その中でも、ボアキエのワンチャンスは特筆すべきものだったが、残念ながら、GKと対峙したときに少し躊躇してしまい、ゴールを破る絶好のチャンスを逃してしまった。
試合時間が進むにつれ、両選手の体力は落ちていったが、フィールドでの競争は依然として激しかった。結局、青島シーブルズは前半のボアキエのゴールで深圳新鵬城に1-0で勝ち、貴重な勝ち点3を獲得した。