1月30日夜、天津スタジアムは中国最大のスタジアムとなった。
女子バレーボール
スーパーリーグ
決勝
戦いの焦点天津渤海銀行女子バレーボールチームと上海輝裕美女子バレーボールチームが再び顔を合わせ、激戦の第3ラウンドがスタートした。同じスタートラインに立つこの2チームにとって、この試合は技術レベルの競争であると同時に、精神力のテストでもある。
今季の女子バレーボールリーグ決勝戦は5回戦総当たり制。 第1、2ラウンドは上海女子バレーボールチームと天津女子バレーボールチームがそれぞれのホームコートで勝ち点を分け合った。この心理戦でどちらが主導権を握れるかは、第3ラウンドで決まる。両者が第5戦まで試合を引っ張ることができれば、最終的に天津での優勝が決まる。したがって、この試合の結果は、両チームの優勝にとって極めて重要なものとなる。
バレーボールは集団プロジェクトであり、相互抑制の競技である。1回戦、上海女子バレーボールチームは的を絞ったサーブを突破口に天津女子バレーボールチームの総攻撃を抑え、3-1で勝利することに成功した。天津女子バレーボールチームは、統計的には上海女子バレーボールチームと遜色なかったが、ネットの強みを十分に発揮できず、アウェーでの敗戦となった。2回戦、天津女子バレーボールチームはすぐに状態を調整し、サーブを利用してファーストパスに衝撃を与え、ブロッキングを推進し、中心選手の李英瑩がファーストパスの守備と攻撃で総合的なパフォーマンスを発揮し、チームが困難を克服することに成功し、選手権決勝の主導権を取り戻した。
両チームにとって、戦術とメンタリティは互いに補完し合う重要な2つの側面である。マインドの調整と安定は、フィールドでのパフォーマンスに決定的な役割を果たす。人員や技術・戦術レベルの変化や調整の余地があまりない中で、メンタリティの面でより良い結果を出し、技術力をフルに発揮しやすくすることができれば、リーグ優勝に向けて確かな一歩を踏み出すチャンスとなる。
天津渤海銀行女子バレーボールチームと上海輝裕美女子バレーボールチームは、決勝戦の正念場で大きなプレッシャーと試練に直面する。しかし、このプレッシャーと挑戦こそが、両チームの強さと忍耐力を試すことになる。このメンタリティの戦いを制することができれば、今シーズンの中国女子バレーボール・スーパーリーグのタイトルを争う強力な候補となるだろう。