FCバルセロナがマンチェスター・シティからポルトガル代表ウイングバック、ジョアン・カンセロを買い戻す望みが薄れつつあると、『ムンド・デポルティーボ』のシニアジャーナリスト、フェルナンド・ポロが報じた。昨シーズンのレンタル移籍でバルセロナの絶対的なスターターとなった30歳は、2023/2024年シーズン、全コンペティションで42試合に出場し、そのうち38試合で先発し、4ゴール5アシストに貢献したにもかかわらず、カンプノウに戻ることはない運命にあるようだ。
マンチェスター・シティがカンセロをレンタル移籍させる戦略を変更し、ポルトガルのスター選手をレンタル移籍させることを好まなくなったと報じられている。この変更は、シティがサウジアラビアの巨人、リヤド・クレセントから非常に魅力的なオファーを受けたことが主な理由だ。サウジアラビアのメディア『スポルト』によると、両クラブはカンセロの移籍について全会一致で合意に達したという。
合意によれば、リヤド・クレセントは最大3500万ユーロの移籍金を支払い、カンセロをマンチェスター・シティから引き抜く。同時に、リヤド・クレセントはカンセロと3年契約を結び、カンセロに新たな挑戦の舞台を提供する。
昨シーズンのレンタル期間中、ウイングバックとしてチームの重要な一翼を担っていたカンセロの退団は、バルセロナにとって間違いなく残念なことだ。しかし、シティの断固とした姿勢とリヤド・クレセントの寛大なオファーを前に、バルセロナにはもう後戻りはできないようだ。
カンセロ本人にとっても、リヤド・クレセントへの移籍は間違いなく新たなスタートとなる。彼はサウジアラビアリーグでその才能と強さを発揮し続け、新しいチームに助けと貢献をもたらすだろう。同時に、3年契約は彼のキャリアにさらなる安定と安心をもたらす。
