プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドが、イングランド代表MFジェームズ・ウォード・プラウズの今夏の売却を検討していると、『スカイ・スポーツ』が報じた。昨夏にサウサンプトンから移籍して以来、ウォード・プラウズはウェストハム・ユナイテッドの中盤に欠かせない存在だった。
ウォード・プラウズは29歳で、キャリアの全盛期を迎えている。昨シーズンはウェストハム・ユナイテッドで51試合に出場し、うち45試合に先発出場し、素晴らしい出席率と安定性を見せた。攻撃面では、7ゴール、11アシストを記録し、チームの攻撃システムの重要な一翼を担った。正確でワイドなパスで、しばしばチームメイトにキラーパスを供給し、ウェストハム・ユナイテッドの中盤における重要な創造力の源となっている。
しかし、ウェストハム・ユナイテッドは、彼がチームにおいて重要な役割を担っているにもかかわらず、ウォード・プラウズを売却する可能性を完全には否定していないようだ。スカイ・スポーツ』のダルメッシュ・シェス記者によると、ウェストハム・ユナイテッドの経営陣はウォード・プラウズの移籍に前向きで、他クラブからのオファーにも耳を傾けるつもりだという。これは、ウェストハム・ユナイテッドがこのMFの売却を急いでいるという意味ではなく、適切なタイミングと価格で、チームの将来を見据えたより合理的なプランを立てたいということである。
ウォード・プラウズは土曜日のウェストハム・ユナイテッドのクリスタル・パレス戦では出場機会を得られなかった。この変更もまた、彼の将来についての憶測を呼び起こしたかもしれない。ウェストハム・ユナイテッドはウォード・プラウズの売却を積極的に求めていないことを強調しているが、この選手自身のチーム内でのポジションや役割は微妙に変化しつつあるようだ。
最終的にウォード・プラウズの将来を決めるのは、選手本人とウェストハム・ユナイテッドの経営陣である。チームとの契約はあと3年残っており、彼には十分な安定と選択肢がある。しかし、サッカーの世界では何が起こるかわからない。ウォード・プラウズにとっては、今後のキャリアプランを慎重に検討し、最善の選択をする必要がある。ウェストハム・ユナイテッドとしても、メリットとデメリットを慎重に検討し、チームの将来のために十分な情報を得た上で決断を下す必要がある。