すでに2勝を挙げ、ラウンド16進出を決めているスペインと日本は、グループC最終戦で直接対決する。
前チャンピオンの日本は、牛元光子の3分間での2ゴールでコスタリカに2-0で勝利した。しかしスペインは、なでしこ大和にとって今大会最大の試練となるだろう。
ザンビア戦に5-0で勝利し、2得点を挙げた日本代表MF宮澤ひなたは今大会のスター選手の一人だと思うし、19歳の藤野青葉も明るい新星の一人だ。
日本は、経験豊富な熊谷紗司が後方で指揮を執る必要があり、マンチェスター・シティの長谷川唯はスペインのディフェンスを突破する方法を見つけなければならない。
一方、スペインは2試合連続でザンビアを5-0で下した。
パリ・サンジェルマンでプレーするジェニファー・ブーツ・ムスーが代表通算100試合目の出場で2得点を挙げて50ゴールの節目を達成し、ペテナスが2022年以来の先発出場を果たすなど、レイジングブルズの自信は高い。
ボマルディはザンビア戦で素晴らしいプレーを見せた。エリンバイ・リディーチェとエバンナ・アンダースのセンターハーフコンビが守備を固め、後方から攻撃をオーガナイズしてくれることを期待したい。
ボールポゼッションが高く、非常に優れた2チームが対戦することになるが、私はスペインの方が最近の歴史と試合前の傾向が強いと思うので、スペインが日本に僅差で勝ち、このグループの1位通過を決めると予想する。