コスタリカとザンビアはこの一戦を前にすでにトーナメント敗退が決定しているが、面目を保つためにも、女子ワールドカップ最終節で初勝利を挙げるチャンスは十分にある。
ザンビアは前回のスペイン戦で序盤に2失点を喫し、前半に2度の選手交代を行なったものの0-5で敗れている。女子ワールドカップの最終節でデビューを飾るこのチームは、失敗から学び、このチャンスをうまく生かして、この試合で勝点1を取り返す必要があるだろう。
グループステージの最初の2ラウンドで頭角を現したバーバラ・バンダが、今回はついに大活躍するかもしれない。
バーバラ・バンダの背後にはチームメイトのエブリン・カダンゴが控えており、彼女が得点するチャンスを作るだろう。中盤ではエレイン・ルングとスーザン・バンダが試合のペースをコントロールし、前線で攻撃を仕掛ける。
対戦相手のコスタリカもグループステージ最終節で日本に0-2で敗れているが、最終節第2戦ではそれ以上の力を発揮してくると思うし、ある程度のゴール数を期待したい。
グラスゴー・シティでプレーするチトラはゴールを決める能力があるし、21歳のマリア・サラスもゴールを脅かす選手だと思う。
ガビーナ・グラン、グナドゥス、キャサリン・エワラドゥといった経験豊富なスター選手たちも、2人の若い攻撃的デュオプレーヤーに得点機会を作ってくれるだろう。