グループGの第1戦では、スウェーデンとイタリアがともに試合終了まで戦い、接戦をものにしたが、この試合を前に喜ぶのはイタリアのほうだろう。
イタリアがアルゼンチンに1-0で勝利したのは、87分のベテランストライカー、ジレニの勝ち越しゴールのおかげだが、強豪相手に逆転できたことは選手たちの自信につながるだろう。前半にアリアナ・カルーソとジャコモ・チェンディの2ゴールがオフサイドで認められなかったが、ローマのストライカー、ジャコモ・チェンディがチームメイトのサポートをもっと得られれば、今大会でもっとゴールを決められるような気がする。
ズアベスでプレーするパウラネスは、イタリア代表で最高の選手の一人であり続けている。 32歳とはいえ、非常にスピードがあり、相手DFからうまく逃れ、さまざまなポジションからゴールを決めることができる。
一方、スウェーデンはエリス・ディーターが試合終了間際に決勝ゴールを決め、南アフリカに2-1で勝利した。スウェーデンは一時ビハインドを背負ったものの、試合を通じて主導権を握っていたようだ。アーセナルのセンターハーフ、エリザベートは、試合を通してデッドボールでかなりの脅威となっていた。だから、彼女が90分にチームメイトのエステル・ナンニのコーナーキックからヘディングシュートを決めたときも、私は驚かなかった。
