女子ワールドカップ・グループA第2戦が25日(火)に行われ、開催国ニュージーランド女子サッカー代表はフィリピンと対戦した。 試合前から過小評価されていたフィリピンは、終始GKデイヴィス・マイダンが右往左往する中、最後はストライカー、サリナ・ボルダンのゴールでニュージーランドを1点差で下し、カップ史上初勝利を挙げ、出口ラインはまだ絶望していない。
ニュージーランドは初戦でノルウェーを1-0で辛くも下し、今度の相手は世界ランキング46位のフィリピン。もちろん、初出場で決勝トーナメント進出を決めたのだから、もう1勝して歴史的なラウンド16進出を決めたいところだ。 試合序盤から主導権を握って攻め込み、多くの得点チャンスも作ったが、残念ながらそのすべてを生かすことはできなかった。相手チームのストライカー、サリナ・ボルディンがペナルティーエリア内で味方のCKからヘディングでフィリピンのワールドカップ史上初ゴールを決めたのは24分のことで、得点のきっかけを作り、ニュージーランドは1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。