ノルウェーはワールドカップでは不本意なデビューを飾ったが、かつてのワールドカップ王者はスイスとの対戦でその評価を復活させたいところだろう。ラウンド16進出の可能性を残したいのであれば、この試合で負けるわけにはいかないだろう。
ノルウェーは良い選手を多く擁しているが、0-1で敗れた共催国ニュージーランド戦のパフォーマンスは精彩を欠き、協調性に欠けていた。グロ・ライデンとマレーネはもっとチームの攻撃プレーに参加し、ゴールを決めるチャンスを作る必要があると思う。
つまり、リヨンのヒガバオとバルセロナのカロライン・ヘンソンは、チャンスをゴールに結びつけるために、前線で非常に効果的なプレーをする必要がある。
一方のスイスは、グループステージ開幕戦でフィリピンを2-0で下し、ノルウェーに勝てばノックアウトステージ出場が決まる。
試合序盤にプレッシャーを受けていたスイスにとって、大会最終週がデビュー戦となるフィリピン相手に簡単に勝てるとは思えない。ラモーナ・バーカビアンは、デビュー直後に得点を決めた選手であり、今回も注目の選手となるだろう。一方、キャプテンのレア・ワーディも中盤で好パフォーマンスを見せなければ、勝機は広がらないだろう。ディフェンスでは、アーセナルのマリッツがこの試合で試される。