女子サッカーのオリンピック金メダリストであるカナダは、今年は思うような成績を残せていないが、それでも彼女たちのチームには強力な選手が揃っていると私は信じているし、勝利への意欲はさらに紛れもないものだ。
クリスティアン・センヤは、40歳にもかかわらず、いまだに高いパフォーマンスを発揮できる素晴らしい選手だ。彼女は過去5回、女子ワールドカップの最終節でゴールを決めている。今大会は先発出場はないかもしれないが、国際大会190ゴールという彼女の素晴らしい記録に新たなゴールが加わっても、私は驚かない。
メイプルリーフスには、現在女子プレミアリーグのチェルシーでプレーしている主力選手が多数おり、経験と質の両方を兼ね備えている。ポルチャランはディフェンスの中央でチームの中核を担い、チェルシーにチームメイトとして加入したばかりのロランスは右サイドで重要な役割を果たすだろう。
また、チェルシーでプレーした3人目のフェリミンの大ファンでもある。 彼女はオリンピック女子決勝で得点を決め、ゲームに影響を与える能力を持つ非常に万能なミッドフィルダーだ。
ナイジェリアはアフリカチャンピオンに11回輝き、女子ワールドカップの最終節にはアフリカより多く出場している。昨シーズン、バルセロナの得点王に輝いたオスヤナは、その強さ、スピード、ねじ伏せる能力でカナダのディフェンスに問題を引き起こすことができると私は信じている。ゴールを脅かすだけでなく、チームメイトにゴールチャンスを作り出す能力もある。