北京時間17日、スペイン・プリメイラ・リーガ第1節が行なわれ、ラス・パルマスとセビージャが激闘を繰り広げた。試合はラス・パルマスのホームで行われ、両選手とも新シーズンの好スタートを切ろうと意気込んでいた。
前半の序盤は、両者とも非常に高い運動量を見せ、攻守の切り替えも早く、異例の接戦となった。しかし、予想に反して試合の焦点は2選手のゴールに絞られた。まず、ラス・パルマスのアレハンドロ・スアレスが守備中に誤ってボールを自陣ゴールに逸らしてしまい、セビージャに思わぬ先制点を与えてしまった。その直後には、セビージャのクワシが同じようなシチュエーションでうっかり自陣ゴールにボールを流し込んで同点に追いついた。この2つのゴールが試合のドラマを盛り上げるとともに、テレビの前の観客とファンの興奮を高めた。
後半に入ると、両軍の選手のモチベーションが上がり、試合のペースはさらに上がった。ラス・パルマスも負けじと攻勢を強め、ホームの利を生かしてリードを奪おうとする。そして、見事なコンビネーションから、フアンルー・サンチェスがセビージャのゴールに突き刺さる正確なシュートを決め、ラス・パルマスが再びリードを奪った。この瞬間、ホームのファンからは耳をつんざくような歓声が沸き起こった。
しかし、セビージャはあきらめなかった。素早く戦術を調整し、ラスパルマスゴールへの包囲網を強化した。そしてカウンターアタックから、サンドロ・ラミレスが持ち前のスピードと技術で相手ディフェンスを突破し、ペナルティーエリア内で冷静にシュートを放ち、再び同点に追いついた。このゴールはセビージャの士気を高めただけでなく、試合の行方を再び分からなくさせた。
試合終了のホイッスルが鳴り、セビージャはアウェーでラス・パルマスと2-2で引き分けた。