月21日、AFCカップ準々決勝が山東泰山のホームで行なわれ、ディフェンディング・チャンピオンの山東泰山と強豪河南が対戦した。この試合では、両チームとも最強の布陣を送り込み、AFCカップでのさらなる躍進を誓った。
前半開始早々、両チームはすぐに状態に入り、攻守のペースは非常に速かった。15分、河南が先に均衡を破り、畢錦浩がペナルティーエリア内で高く飛び上がり、正確なコーナーキックのチャンスを生かしてヘディングでゴールを決め、河南が先制した。しかし、山東泰山は慌てることなく、すぐに戦術を調整し、攻撃を強化した。30分、マルセルが個人技でペナルティエリアに侵入し、冷静にボールをゴールに押し込み同点に追いついた。
山東泰山はより強い勝利への意欲を見せた。55分、ガオ・ジュンイーが横道から正確なパスを送り、カザイシュビリがペナルティエリア内でゴールを奪い、チームがスコアを抜いただけでなく、この試合で個人的なパスも完成させた。河南は不利な状況でもあきらめず、ゴールを破る好機をうかがい続けた。70分、反撃のチャンスをつかんだ鄭義浩が素晴らしいゴールを決め、河南が同点に追いついた。
しかし、総合力では明らかに山東泰山が上だった。続く試合でも、山東泰山はしっかりと主導権を握り、ゴールを破る好機を何度も作り出した。河南は全力を尽くしたが、スコアを塗り替えることはできなかった。結局、審判の笛とともに試合は終了し、山東泰山が3-1で河南を破り、今シーズンのF.A.C.A.カップ準々決勝進出を決めた。