プレミアリーグのボーンマスに所属するMFハミド・トラオレが、リーグ・アンに新規参入するオセールへのレンタル移籍を目前にしていると、フランスの大手スポーツ紙『L'Equipe』が報じた。コートジボワール代表のトラオレは、現地時間の火曜日にオセールのメディカルチェックを受け、入団に向けた最終準備を整えるようだ。
オセールは今夏、チームの中心的ストライカーであるエインジを退団させて以来、その後釜を積極的に探している。彼らはニースとの契約が切れ、フリーに戻ったクロード・モーリスに狙いを定めていたが、最近ではボーンマスのトラオレをより好んでいるようだ。トラオレは昨シーズン後半、セリエAのナポリにレンタル移籍し、リーグ戦を含めて11試合に出場して試合経験を積んだ。
しかし、2023年に2560万ユーロという破格の移籍金でボーンマスに移籍して以来、トラオレはチームに定着できていない。今シーズンのボーンマスでの出場はまだ一度もなく、そのため彼はより多くのプレー機会を求めて、他のチームへのレンタル移籍を希望している。
トラオレとオセールのレンタル契約には買い取り条項は含まれておらず、レンタル期間終了後もボーンマスに戻ることになる。トラオレにとって、オセールへの移籍はキャリアの重要なターニングポイントとなる。