チェコU21代表は、U21ヨーロッパリーグで優勝候補の一角であるイングランドU21代表とグループCで対戦する。 過去6回で5度グループステージを敗退しているヤングライオンズだが、すでにイングランド・プレミアリーグで名を馳せた新星を数多く獲得しており、総合力は相手よりもはるかに上だ。イングランドU21代表はここ3戦全勝で、優勝争いのスタートダッシュを切ることが予想される。(ナウ630で金曜午前0時より生中継)
イングランドU21は1982年と1984年のU21欧州カップを制覇しており、近年では2017年に準々決勝に進出したのが最も印象的な結果だったが、その後は続かず、ここ2年はグループステージ敗退と、ファンにとってはかなり残念な結果となっている。
イングランドFAは過去の教訓を生かし、今大会には最強のチームを送り込んできた。前線にはニューカッスルのゴールスコアラー、アンソニー・ゴードン、マンチェスター・シティのゴルポンテ、チェルシーのウイング・マドッキらイングランド・プレミアリーグのチームでプレーする主力選手が多く、さらに中盤にはすでにビッグフットボーラーに所属しているアーセナルのイミー・ルウィ、リバプールの双子の至宝ハーヴェイ・エリオット、グディス・ヨングス、さらにベラスケス、ランスらスター選手が名を連ねており、実に豪華だ。マックス・アーロンズとラウキ・トーマスを後方に置き、前線、中盤、後方のラインは互角で、今年の優勝への意気込みが感じられる。
一方、チェコのU21代表は近年のU21ヨーロッパカップでは常に苦戦を強いられており、過去4回のグループステージのうち3回で敗れ、もう1回は最終節に出場できなかった。ほとんどの選手が地元リーグでプレーしており、ヤングライオンズほどの技術も資格も経験もない。