アイスランドはグループJでポルトガルを迎え撃つ。クラナドを先発起用したポルトガルは確実に戦力アップしているが、両チームとも攻撃的スピリットに定評があり、クランにとっては代表通算200回目の出場となるだけに、ゴールを決めたいのは間違いない。アイスランドの新監督も初ゴールを狙っているため、両者とも攻撃的な試合を展開することが予想され、ハーフタイムに1.5点差となる可能性が高い。(水曜午前2時45分キックオフ)
ポルトガルはワールドカップ以降、スペイン代表のマルティネスが監督を務めているが、欧州での3試合はすべて勝利し、13ゴールを奪って一度も失点しないという圧倒的なパフォーマンスを見せている。何より、38歳のベテランFWクロナルドが3試合すべてに選出され、チームが今もクロナルドを重視していることを証明している。この試合は、クロナルドにとってポルトガル代表でのプレー200回目という歴史的な試合でもあり、戦士たち全員が公私ともに勝利を目指して戦わなければならない。
ポルトガルのゴールハンドは火力満点
実のところ、ポルトガルにはボノ・フェルナンデス、ベネディクト・シュヴァルツ、ズオフェリス、ラファエル・リオなどシュートを得意とするゴールスコアラーが多く、エネルギッシュで試合序盤から相手にプレッシャーをかけるプレースタイルを貫ける新星たちがトップ下のポジションを争っている。ポルトガルが欧州でビジターとして戦った過去4試合では、ハーフタイムに合計2点以上を奪った試合が3試合あった。
アイスランドはグループステージで1勝2敗と予選突破の可能性は低く、新監督のシャルリディも初戦でスロバキアに1-2で敗れている。アイスランドはもともと相手の強弱に関係なく攻撃的なサッカースタイルを好んでおり、前回の来日ではリヒテンシュタインを7ゴールで下している。今季のグループステージ3戦はいずれも前半に2ゴール以上を奪ってスタートしており、ハーフタイム1.5ゴールというスコアは今回も追求する価値がある。