UEFAチャンピオンズリーグは、中立の地でクロアチアとスペインが優勝を争う王者同士の戦いとなる。クロアチアは大会初タイトルを目指し、キャプテンのモディをはじめとするクロアチアの黄金世代がカップ優勝の夢を叶えるために命を懸けて戦うだろうし、スペインは前回準優勝しているだけに同じ轍は踏みたくないだろう。両者とも闘志に溢れ、さらに近年は顔を合わせれば必ず大番狂わせを起こしているだけに、2.5ゴールは大外れだろう。(月曜午前2時45分キックオフ)
クロアチアは、キャプテンのモディッチが12ヤードのシュート、そしてアシストとPKを含む3ゴールを決めたおかげで、ベスト4で開催国オランダに延長戦4-2で劇的な勝利を収め、UEFAヨーロッパリーグの決勝に初めて進出した。37歳のベテランは、大会の最優秀選手にも選ばれた。37歳のベテランは最優秀選手にも選ばれた。 近年ジェルズは数々の成功を収めており、過去2回のワールドカップでは準優勝1回、3位1回を獲得し、モルディ・リーク、カラマルカ、ビレト、ポソレビといった黄金世代がその手柄を挙げているが、そのたびにいつもタイトルには届かず、UEFAヨーロッパリーグで決勝に進出するのは稀なことである。
一方、スペインは準々決勝でイタリアを2-1で下しており、アンディ・フー新監督には4試合ぶりの優勝のチャンスがある。デビュー戦となったノルウェー戦では、わずか3分間で2得点を挙げ、新監督に幸先の良いスタートを切った。イタリアとの最終戦では、試合終了間際にロドリゴ・カシアンディが相手DFに競り勝ちゴールを決めると、そのゴールが久々にベンチ入りしたズサーノの足下に落ち、キラーゴールを決めた。