木曜日(15日)の夜、北京で行なわれた国際的なウォームアップ・マッチで、アルゼンチンはメイスとビチェーナのゴールでオーストラリアを2-0で下したが、試合中、中国のファンが警備を突破してピッチになだれ込み、メイスに抱きつくというハプニングがあった。
試合開始81秒、モーゼスが世界新記録となるゴールを決めると、サイドチェンジの後、バックアッパーのDFビセンテナリオが決めて2-0とした。 モーゼスは今年も大活躍で、スタジアムのファンはワールドカップのキングに大興奮、常にモーゼスの名前を連呼しながら人波にまみれてプレーしていた。
61分、アルゼンチン代表の10番のジャージを着た中国人ファンがスタジアムに駆け込み、三都主選手に抱きついた。 三都主選手はなすすべもなく、そのファンは誰も見ていないかのようにGKダミアン・マルティネスとハイタッチをした。国内のスタジアムは常に厳重な警備で知られているが、今回はスタジアムに駆け込んだファンがアルゼンチンの選手2人に触ったため、老猫が逃げ出した。
国内メディアによると、このファンは試合に勝った後、スタジアムの警備が不十分であることも要求し、警備会社の責任者は試合後一晩中ミーティングを開き、作業を見直したと主張したという。