日(日)午前に行われたサウジアラビアリーグで、クロンの応援を受けたアイナスは敵地でイッティファクと1-1の引き分けに終わり、首位イッティハドとの勝ち点差は5に縮まった。 リーグ戦はあと1節を残しているため、アイナスの準優勝は確実で、クロンは2季連続のカップ戦優勝はお預けとなった。試合後、ネチズンたちは狂喜乱舞し、クランを敗者と笑い、アイナスは年間2億ユーロ(約16億8000万香港ドル)という、海に金を注ぐようなオファーを出した。
アイナスは前半終了間際にリードを奪われ、交代後にルイス・グスタボが同点ゴールを決めたものの、試合を振り出しに戻すことはできず、クロンは84分に交代となり、再び救世主の役割を果たす運命にはなかった。一方、イティハドはアルフィーハに3-0で勝利し、早くもタイトルを手にした。
アイナスを失ったクロンのキャリアは、2004/05、2009/10、昨シーズンの3度で、1シーズンでカップ戦優勝を逃すという屈辱を味わうのは4度目となり、2年連続で4大大会優勝を逃すことにもなった。
同日に宿敵メイズがパリ・サンジェルマン(PSG)のリーグ・アン優勝に貢献したこともあり、ネットユーザーたちはこの機に乗じてクロンを貶め、「クロンは完全な負け犬だ、アイナスに移籍した後、チームは首位にも立てていない」と言う者もいた。また、「以前にもユベントスやマンチェスター・ユナイテッドを悪くしたことがあり、アイナスも惜しくはないだろう」という声もあった。