フランスの大手サッカーメディア『フットボール・マーケット』のサンティ・アウナ記者は、サウジアラビアの強豪ジェッダ・ユナイテッドが、ウェストハム・ユナイテッドFCにDFアゲルド獲得のオファーを正式に提出したことを明らかにした。ジェッダ・ユナイテッド以外にも、ビジャレアル、レアル・ソシエダ、そして多くのヨーロッパのクラブがこのモロッコ生まれのセンターバックに強い興味を示している。
現在28歳のアグデルはキャリアの最盛期を迎えている。ウェストハム・ユナイテッドとの契約は2027年夏に切れる予定だったが、彼の傑出したパフォーマンスにより、移籍市場ではすでに今月の注目選手となっている。昨シーズン、アグデルはウェストハム・ユナイテッドで全コンペティションで28試合に出場し、そのうち先発出場は27試合と、非常に高い出場率を示しただけでなく、2ゴール1アシストと、チームのバックラインとして重要な役割を果たした。
特筆すべきは、アゲルドの現在のドイツ移籍市場価値が3500万ユーロに達していることだ。サウジアラビアやヨーロッパからの多くの求婚者を前に、ウェストハム・ユナイテッドは間違いなく難しい選択を迫られるだろう。しかし、アゲルド個人にとっては、プレミアリーグに残って挑戦を続けるか、サウジアラビアに渡って高額年俸を享受するかは、考える価値のある決断だろう。