イタリア紙『La Gazzetta dello Sport』は、イングランド・プレミアリーグの2大巨頭、マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーがインテル・ミラノのGKオラーナ獲得に興味を示しているというニュースを報じた。インテルはこの機会に、27歳のカメルーン人GKを6000万ユーロ(約5億2000万円)で売却し、大きな利益を得てクラブの財政の圧迫を緩和したいと考えた。
マンUが新GKの獲得を画策しているのは、ディキアが年俸を減額しての契約延長をまだ受け入れていないことを考慮し、今シーズン、特にUEFAノックアウトラウンドで好成績を収め、UEFAヨーロッパリーグでベスト4に進出したインテルの手柄となったオラーノを直接狙っていること、オラーノが6シーズンにわたりアヤックスでプレーし、マンUのタンホイザー監督と協力関係にあったこと、オランダ人監督は常に自国民の起用にしか興味がなく、オラーノをマジックマンとして起用したいと考えていることなどが判明しているが、その前提としてただし、ディキアが契約を更新しないことを確認してから、オラーノと契約することが前提である。