プレミアリーグは、首位アーセナルが2戦連続で2-0と敗れ、首位との差は1試合少ないシティとの勝ち点差4まで蒸発しそうになっている。 しかし、両チームの調子や対戦成績を考慮すると、権威あるデータ会社『Opta』の分析によれば、アーセナルの優勝の可能性は34.4パーセントに過ぎず、シティが無事にカップを防衛するというのがコンセンサスな見方だ。
アーセナルのリーグ戦残り7試合は激戦となり、22日(土)早朝にサウサンプトンを迎えた後は、マンチェスター・シティ(アウェー)、チェルシー(ホーム)、ニューカッスル(アウェー)、ブライトン(ホーム)と、強敵4連戦という地獄の日程が待っている。Opta社の高度な予測システムによると、アーセナルがこのEPLラウンド前にカップ戦を制する可能性は46.9%で、シティ(53.1%)にわずかに及ばないが、ウェスタム戦でさらに勝ち点を失ったことで、カップ戦制覇の可能性は34.4%に下がり、逆にシティの可能性は65.6%に上がっている。
アーセナルのストライカー、ガブリエル・ジェンクシスは試合後、次のように語った。「良い状況で再び勝ち点を失った。最初の20分間は良いプレーができたが、2点のリードを奪ってからは火に油を注いでしまった。タイトルを争うチームにはあってはならないことだ。お互いを責めている暇はない。自分たちのスタンダードを向上させなければならないし、勝ち続けることでしか、来月には優勝争いに加わるチャンスはない。