プレミアリーグでリヴァプールがリーズ・ユナイテッドを6-1で下したが、そのオープニングゴールをめぐって論争が巻き起こった。試合開始35分、リーズ・ユナイテッドの選手が大きなクリアをしたボールがリヴァプールのサイドバック、アレクサンドル・アルノーの手に当たり、レッズが反撃に転じると、アレクサンドル・アルノーのパスがギャップに渡り、ゴールが決まった。
スローモーションのカメラからは、アレクサンドル・アルノーがボールに当たったとき、実際に手が動いていたことがわかる。本来ならハンドボールの反則になるはずだが、主審とVARはそれを示さなかったため、レッズはこのゴールで点差を破り、大勝の口火を切った。 アルノーはこの試合で2アシストに貢献し、プレミアリーグでのキャリア通算50アシスト目となった。
実のところ、ここ最近のEPLでは重要なハンドボールが相次いでいるが、マンチェスター・ユナイテッドの前節ノッティンガム・フォレスト戦ではハリー・マクーニがペナルティエリア内でハンドボールを犯し、12ヤードのPKで罰せられなかったのをはじめ、審判もVARも見て見ぬふりをしており、今回はリバプールがその恩恵を受ける番なのだから、ネチズンたちが「VARはスペースの無駄」と批判するのも無理はない。