今季のチェルシーは成績がどんどん悪化しており、15日(土)のEPLブライトン戦ではホームで1-2の大敗を喫し、クラブハウスに復帰したボスのランバートも3連敗を喫した。その元凶であるポーリーはスタンフォード・ブリッジのファンからブーイングを浴び、アメリカ人ボスがファンと一緒に騒ぐ姿まで撮影されるなど、かなり険悪な雰囲気に包まれていた。
シーズン終了までチェルシーのケアテイカーとして指揮を執ることになったランバートは、就任後2試合でウルブス、レアル・マドリードに敗れ、ホームでブライトンと対戦したときも厳しい状況に立たされた。 13分にコナー・ガリンチャのゴールで先制するアクシデントに見舞われたものの、技巧派のブライトンはハーフタイム前にヴェルベックのゴールで同点に追いつき、69分にはアンセルのワールドゴールで勝ち越し、ランバートにも3連敗をプレゼントした。
試合会場にいたチームオーナーのポーリーはファンから標的にされ、ブーイングや侮辱を浴びせられた。 一時は、チームオーナーが動揺のあまりスタンド側に身を乗り出し、ファンの上層部と口論する場面もあった。ポーリーはチームのパフォーマンスに非常に不満を抱いており、試合後にドレッシングルームに入り、1時間以上もチームに説教をしたと伝えられている。ランバートは試合後、「結果よりもチームのパフォーマンスに失望している。勝つチャンスを得るためには、良いパフォーマンスが必要だ。