今朝のコパ・アメリカでフィールドに立った2番目のアジアチームとして、日本はカダのように2-2のスコアラインで勝点を掠め取ることはできなかったが、AFCアジアカップの新チャンピオンに輝いたカダと比べると、日本は今回、来年のオリンピック代表を見据えた若い布陣を敷いており、先発メンバーだけでも半数以上が社会人初代表である。
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レースを降りる。
(日本のスターティングメンバー。写真出典:ロイター)
この試合の日本代表のスタメンは、ゴールに大迫敬介、ディフェンスに冨安健洋、植田直通、杉岡大暉、原輝之、ミッドフィールドに中山雄太、柴崎岳、久保建英、中島翔哉、フォワードに前田大然、上田永世。先発メンバーで社会人日本代表経験者は、柴崎岳、中島翔哉、植田直通、冨安健洋、久保建英の5人だけ。
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国際的にプレーする久保建英は、日本代表としては過去に親善試合に1度出場しただけで、チリ戦が初出場だった。
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公式戦。この5人以外は社会人初出場である。
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ストライカーの上田永世はまだ大学生である。
(上田知世。写真クレジット:ロイター)
先発メンバーを除けば、今回のコパ・アメリカに臨む日本代表23人のうち、16人もの選手が大人の事情で欠場している。
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アメリカズカップでこのような顔ぶれが揃うとは、プレー経験があるだけに驚きであり、若い日本代表がオリンピックを目指し、さらには次のワールドカップを見据えた事前準備を進めていることがよくわかる。オーバーエイジでオリンピックに出場できる選手が3人ということで、柴崎岳は大きな責任を任されたようだ。
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それでも兄として参加する
(ボールをコントロールする中島翔哉。写真出典:ロイター)
この試合は0-4で敗れたが、現場の状況を見る限り、日本のパフォーマンスはこの点差ほど悪くはなく、上田英成、久保建英が素晴らしいチャンスを作り、大学生の上田英成の走りは、おそらく初戦に続いて多くの好機を自分のものにした!
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試合後、次のステップはゴールチャンスをより多くものにできるようになることだ。森保一ヘッドコーチもこの試合でのチームのパフォーマンスを評価し、「両者の間には差があったが、日本チームはディフェンディング・チャンピオンに果敢に挑み、実際により多くのチャンスを作った」と語った。
(森保一。写真クレジット:ロイター)
この試合を見て、日本が羨ましくて仕方がない。
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コパ・アメリカのような大きな大会なら、まだオリンピック代表を送り込むことができるし、現場もそれほど恥ずかしくない。