熊本ロアッソは先週の日曜日に徳島ワールプールと1-1で引き分けた後、ここ3試合のリーグ戦で1勝も挙げていない。チーム不振の原因のひとつは、相手のプレスを効果的に防げなかったり、危険な位置にボールを送れなかったりすることだ。
熊本ロイヤルズはこの3連敗で1ゴールしか奪えていないのだから、センターフォワードの石川第一のパフォーマンスに期待したい。彼は今シーズン2ゴールしか決めておらず、ここ6試合でも1ゴールしか決めていない。
開幕から4連敗を喫していた金沢サビガンは、リーグ最終戦で千葉・市原を2-0で下し、3連勝を記録した。金沢サビガンは連勝しているとはいえ、チームのプレーは決して良いとはいえない。互角の試合を続けながら、唯一のチャンスをものにするだけで、ゲームをコントロールできていない。熊本ロアッソの平川怜のチャンスメイクを阻止するだけでなく、攻撃参加や前線の選手へのボール供給など、藤村慶太は金沢サビガンで重要な役割を果たすと思う。
熊本ロアッソは昨季ほどではないが、ホームでの勝利に執念を燃やすだろう。 ポイントはポゼッションタイムを多く取れることだが、金沢サビガンの得点チャンスを止められるか。得失点差は少なく、両者握手で終わるのではないだろうか。