韓国の最後の試合は、ポルトガルを相手に土壇場でシャットアウトしたスリリングなものだった。
昇格
セミファイナル
セミファイナル
ブラジルはこの部門の優勝候補であり、大会前の低評価の中で突破口を見出すのは大きな試練となる。
試合の立ち上がり、韓国は守備的なカウンターアタックモードを採用し、ブラジルのディフェンスがオーバープレスをしないようにソンとチョに抑えさせ、残りのディフェンスはPK戦までもつれ込ませて勝敗を決することを見越して収縮させると予想される。前節のポルトガル戦では、孫信奎が個人技に頼って、黄熙燦のワンツーパンチとは言えないボールを作ったが、ブラジルの守備陣は孫信奎のプレーを制限する方法を取るに違いないため、他の選手がどのようにレシーブできるかが、韓国が勝利をつかめるかどうかの鍵になるだろう。
予選最初の2試合でのブラジルのメイン・ディフェンスは素晴らしく、スイスとセルビアをシュート0本に抑えた。ブラジルからすれば、この試合を突破するのは難しくないはずだが、ブラジルは主力ストライカーラインに負傷者が多く、ゴール効率が悪い。 セルビア戦では、リシャルリソンの反転フックとゴールキックで2点差をつけて勝利したが、スイス戦ではカゼミーロのダイレクトシュートで、連携によるゴールチャンスではなく、選手自身の能力の限界突破だった。すべては選手自身の突破力なのだから、地の利をいかにゴールに結びつけるかが、ブラジルのティテ監督にとって大きな試練となる。
加えてブラジルは負傷者が多く、ガブリエル・ジェズスとアレックス・テレスはすでに今年のワールドカップを辞退している。初戦で負傷したネイマールやダニーロがこの試合で復帰し、これからの試合に対応できるフォームを取り戻せるかどうかも、ブラジルのティテ監督にとってはスケジューリングの判断材料となるだろう。