北京時間8月29日午前3時30分、リーガ・エスパニョーラ第3節でアトレティコ・マドリードがエスパニョールをホームに迎えた。試合は両者攻守に渡り激しい攻防を繰り広げたが、残念ながらフィールド上では何度もエキサイティングな場面があったものの、最終スコアは0-0の握手。アトレティコは引き分けの結果、現在4位につけている。
前半の立ち上がり、両者ともすぐに状態に入り、ホームのファンの声援を受けながら、アトレティコが強い攻撃意欲を見せる。8分、デ・パウルがペナルティエリア手前に正確なダイレクトボールを送ると、リノが素早く前に出てボールを突き刺したが、ボールはポストに当たって弾かれ、残念ながらスコアを変えることはできなかった。この攻撃でファンは冷や汗をかき、試合が互角の勝負になることを予感させた。
後半も両者の激しい攻防が続く。54分、アトレティコにまたもや突破の好機が訪れる。バリオスが右サイドから低いクロスを送ると、スペインGKはセーブできず、すかさずコケが追いかけてシュートを放つが、ボールはまたしてもGKに阻まれる。しかしその直後、ゴール前でリケルメがボールをパーリングしてゴール。しかし、そこにVARのビデオ・アシスタント・レフェリーが介入し、ボールを再プレーした結果、主審はリケルメがボールを受けたときオフサイドポジションにいたと判定し、ゴールは無効とされた。アトレティコ・マドリードの選手たちは、この判定を非常に残念に思った。
試合は、両チームともこの状況を打破できないまま、ロスタイムに突入した。90分、リケルメに再びゴールのチャンスが訪れる。ペナルティーエリア内で味方からのパスを受け、角度のないところからシュートを放ったが、残念ながらこのゴールもオフサイドにより認められなかった。リケルメのこの試合での2ゴールは、オフサイドによりカウントされなかった。
そして主審のホイッスルが鳴り、試合は終了した。アトレティコ・デ・マドリードはホームでエスパニョールと0-0で引き分けた。