タイムズ』紙の調査によれば、この後行なわれるワールドカップ初戦のイングランド対イラン戦は、英国では昼休みのキックオフと重なり、ボールをシュートする予定の賃金労働者がいて、その66%もが自宅で仕事をするという。 自宅で仕事ができない人のうち、職場に戻らなければならないのはほんのわずかだが、彼らはオフィスで観戦することになる。
英国最大のファン組織『Road to Victory』が2000人のファンにインタビューしたところ、66%もの人々が試合を観戦するために自宅で仕事をしており、自宅で仕事ができない残りの33%の人々は「(試合のために)病欠の電話をするだけ」と答えたという数字が出た。
あるオフィスデザイン・コンサルタントによると、在宅勤務ができない人のうち、復職する人はごく少数で、同社の責任者は「賢明な雇用主は、ワールドカップ期間中の仕事のやり方を受け入れ、従業員が潜在能力をフルに発揮できるようにする」と述べている。