メイスとクロンという2人の王者が今大会で5度目のW杯出場を果たし、大会史上最多出場記録に並んだことで、一気に注目度が高まった。 メキシコもGKオチョアとMFグアダルーペという2人のベテランが先発に名を連ね、切れ味は鋭い。北中米代表は4人。
ナショナルチーム
100回以上プレーしている選手は、老人軍団と言える。
37歳のオズアは、アーティストのフランシス・ウンに似ていることで香港のファンによく知られている。 2006年のワールドカップ以来、5大会連続で決勝トーナメントに出場し、メキシコのディフェンスの精神的リーダーとなっている。
GKのキャリアは長く、たとえばメキシコのもうひとりのGKタナフアラはすでに40歳である。
メキシコ代表として178回プレーしている36歳のグアダルドは、オズアと同じくワールドカップに5大会連続で出場し、12試合で1ゴールを決めている。
オズアとグアダルーペに加え、34歳のDFヘダ・モラーノと32歳のMFヘダ・ゲレーラもメキシコ代表で100回以上プレーしており、最終節のタイトな日程はこのクラスのベテランにとって大きな試練となることは間違いない。