2022年の日本プロリーグのレギュラーシーズンが終了し、日本プロリーグでも数日前に年間表彰式が行われ、最優秀選手賞、最優秀若手選手賞、最優秀監督賞、ベストイレブン賞などが授与されたが、今日はその受賞者一覧を見てみよう。
最優秀選手:岩田智英(横浜マリナーズ)
横浜マリナーズは今シーズンもJリーグタイトルを獲得した。チームはシーズンを通して安定したプレーを続けており、タイトルを獲得するのは当然であり、横浜マリナーズの2022年Jリーグ年間最優秀選手が横浜マリナーズのキーパー、岩田智英であるのも当然である。
磐田はセンターハーフとしてだけでなく、守備的MFとしてもプレーできる。
ナショナルチーム
東アジアカップ最終節を戦う横浜マリナーズの選手が日本プロリーグの最優秀選手に選ばれるのは、2000年の中村俊輔、2004年の中澤佑二、2013年の中村俊輔、2019年の中川輝人に続いて5度目。
大分三信出身の岩田は受賞後、J3からキャリアをスタートさせ、まさか自分がJLF優勝とMVP(最優秀選手賞)を獲得するとは思ってもみなかったと語り、この受賞は自分自身のパフォーマンスを肯定するだけでなく、これからも自分を高めるために努力を続けるモチベーションになると語った。また、磐田は家族への感謝を述べるとともに、サッカー人生を支えてくれた妻への感謝も口にし、「自分がMVPになったとき、妻もMVPになるのが当然で、本気でラブラブだった」と語った。
ベストヤングプレーヤー:細谷真大(柏レイソル)
JリーグとU-23アジアカップの両方で日本代表として活躍している柏レイソルのストライカー、細谷誠がJリーグの今シーズンの最優秀若手選手に選ばれた。
今シーズンのJLFで8ゴール4アシストを記録している21歳の細谷は、柏レイソルの最前線で後塵を拝している。彼女の傑出した活躍は、Jリーグ・ワールドカップに日本代表として出場する栄誉を得たばかりではない。
アジアカップの最終節に加え、東アジアカップの最終節にも選出され、初の首位に立った。
ナショナルチーム
ウスターキャップ、細谷新体制にとっては豊作の季節といえる。
特筆すべきは、2011年の酒井宏樹、2017年の中山雄太以来、3度目のヤングプレーヤー・オブ・ザ・イヤー選出となったことで、JLFファンは今後、柏レイソルのユース出身選手にさらに注目する必要がありそうだ。
最優秀監督:スキッピー(サンフレッチェ広島)
サンフレッチェ広島を率いるドイツ出身のスキッピー監督は、就任初年度にリーグカップ優勝と天皇杯決勝進出を果たし、日本プロリーグでも3位という素晴らしいシーズンを送った。
57歳のスキビーは、ケガのため早々にブーツを脱いだが、22歳のときにシャルク04のユースチームで指導者としてのキャリアをスタートさせ、長年にわたってドーモン、リバプール、ガラタサライ、アイントラハト・フランクフルト、ハパッグ・ラーブルンネン、ギリシャでもコーチを務めてきた。
ナショナルチーム
広島サンフレッチェなど有名チームで長くプレーしてきただけに、指導経験も豊富だ。今季は広島の3本の矢が強いチームを取り戻しただけでなく、満田誠と川村拓真の2人の新星を奮起させ、同時に佐々木翔、塩越、柏広夢らベテラン勢にも調子を取り戻させた。
シャープシューター:タイゴシン・タナー(清水ハートビート)
清水は最終節でゴンザガ北海道に敗れ、5シーズンぶりのJリーグ降格が決まったが、ブラジル人得点王のテア・ゴシンタネルがリーグ戦で14ゴールを挙げ、今シーズンの慰めになった。
ブラジル3部のサオ・カルロスで生まれた29歳のテア・ゴシンタナは、有名な選手ではなかったが、その活躍でポルトガルに渡るチャンスを得、ポルトガル・プレミアリーグのシンダカラでプレーした後、2021年シーズンに清水エスパルスに加入した。テア・ゴシンタナは清水エスパルスでの最初のシーズンとなった昨シーズンに13ゴールを挙げ、今シーズンも14ゴールを記録しているが、残念ながら彼の豊富なプレーは清水エスパルスがトップリーグでの地位を維持するのに役立っていない。
テア・ゴシンタネルは今季14ゴールでJLF得点王となったが、これはJLF得点王の最少得点数であり、昨季23ゴールで得点王を獲得した安藤ダミオや前田大伍とは大きな差がある。 しかし、清水エスパルスが弱小チームであることを考えれば、テア・ゴシンタネルはすでに十分すぎる結果を出しており、他の強豪チームへ移籍するチャンスがあるかどうか!
ベストイレブン:横浜マリナーズと川崎フロンターレが10位を分け合う
横浜マリナーズと川崎フロンターレという伝統の2強が最終節まで優勝争いを繰り広げることになったが、この2チームが今季のリーグ戦で比較的安定していることを物語っており、ベストイレブンで10席を分け合ったのも頷ける。
2022年日本プロリーグベストイレブンは以下の通り:
GK:高山陽平(横浜マリノス)
DF:山根ビジョン、谷口晃(川崎ストライカーズ)、岩田智宏、小池龍太(横浜マリナーズ)
中盤:親明弘、脇坂泰道(川崎ストライカーズ)、水沼宏太(横浜マリノス)
ストライカー:テア・ゴシンタナ(清水エスパルス)、ホセ・エルバ(横浜マリノス)、マルシアーノ(川崎フロンターレ)
ベストゴール:川村拓茂(サンフレッチェ広島)
前述の通り、サンフレッチェ広島には新加入の川村拓夢がいる。今季のリーグ戦での得点数は3ゴールと決して多くはないが、今年9月3日に行なわれたホームでの清水エスパルス戦では、ハーフタイム直前に左足で清水エスパルスのゴールにシュートを放ち、JLFの今季ベストゴールに選出された。
2022年JLF授賞式の主な受賞者は以下の通り。
日本プロリーグ優秀監督賞:メスカット(横浜マリノス)
フェアプレー賞:浦和レッドダイヤモンズ、清水エスパルス、神戸ビクトリー、サンフレッチェ広島、名古屋ホエール、大阪サクラ、湘南バイマ、FC東京
最優秀審査員賞:佐藤隆治
最優秀アシスタントレフェリー賞:シャオ・チェン・チャオ
功労選手賞:青木剛、阿部一力、石原直樹、大久保嘉人、角田誠、小林祐三、高橋義実、田中達也、田中稔朗、田中裕調、玉田圭司、谷澤達也
上記の表彰に加えて、J2のシーズンも終わり、日本のプロサッカー界は、来る日曜日に熊本ロアッソと京都イモータルズに戻って日本リーグの出場権を争うだけとなったが、J2、新潟スワンズがついにFC横浜を勝ち点差4で下してJ2のチャンピオンになり、FC横浜はJ2得点王として小さな川勝光はいるものの、今シーズン限りでブーツを脱ぐ名選手中村俊輔との別れのチャンピオンにはなれなかったので、ちょっと残念といえば残念。ちょっと残念である。降格チームについては、岩手盛岡千鶴とFC琉球が来季J3に上陸する。
J3リーグはまだ2週間残っているが、J3初参戦のFCいわきが前節3-0の快勝で鹿児島ユナイテッドに勝ち点9差をつけ、早期優勝とJ2昇格を決めた。藤枝マイフク、松本山雅、鹿児島ユナイテッド、FC今治は残り2節でJ2残留を争う。