イングランド・プレミアリーグの強豪、エヴァートンFCは9月6日、世界的に有名なエナジードリンクの巨人、レッドブルと複数年にわたる契約を締結し、大規模なパートナーシップを結ぶことを正式に発表した。これにより、レッドブルはエバートンの新たなオフィシャル・エナジードリンク・パートナーとなり、両者はブランディングやマーケティング・アクティベーションなど、さまざまな分野で協力していくことになる。
この契約により、レッドブルはエバートンFCの広範なリーチと複数のチャンネルを活用し、世界的なブランド・プロモーションを展開することになる。エバートンのトレーニングセンター、本拠地グディソン・パーク、そして間もなくオープンする海辺の新ホーム、ブラムリー・ムーア・ドックのいずれにおいても、トレーニングセンターのボトルラック、ボトルクーラー、冷蔵庫、スタジアムの内外に設置される大型スクリーンやLEDビルボードなど、レッドブルのブランド・アイデンティティが至るところに設置され、レッドブル・ブランドの強力な露出機会となる。
エバートンのチーフ・コマーシャル&コミュニケーション・オフィサーであるリチャード・ケニオンは、このパートナーシップに大きな期待と温かい歓迎を表明した。世界的に認知された革新的なブランドであるレッドブルの加入は、エバートンのパートナー・ポートフォリオを充実させるだけでなく、両者が新たな市場機会と活性化戦略を共に模索するための広い範囲を提供するものだと彼は考えている。ケニア人は、この長期的なパートナーシップを通じて、エバートンとレッドブルが協力し、よりエキサイティングなインタラクティブ体験やブランドキャンペーンをファンに提供していくことを強調した。
今回のパートナーシップは、レッドブルにとってスポーツマーケティングの分野でも重要な位置づけとなる。エナジードリンク市場の世界的リーダーとして、レッドブルはスポーツイベントへの協賛やトップクラブとの協力を通じて、ブランドの認知度と影響力を高めることに常に尽力してきた。エバートンとのパートナーシップは、エナジードリンク市場におけるレッドブルの主導的地位をさらに強固なものにし、世界的な市場拡大に新たな弾みをつけることは間違いない。
今後、エバートンとレッドブルのパートナーシップは、ブランドの露出やマーケティングだけにとどまらないだろう。両者は、より革新的な協力形態と活動を模索し、よりカラフルなサッカー文化とブランド体験をファンに提供していく。両者の共同努力によって、このパートナーシップは大きな成功を収め、世界のサッカー界とビジネス界の協力の新たな模範となると信じている。