日午前0時(BST)から行われるUEFAヨーロッパリーグB組1回戦で、イングランドはアイルランドと対戦する。試合に先立ち、イングランド代表主将のケインが記者会見に出席し、新指揮官キャズリーの下で働く心境と今後への期待を語った。
新コーチングスタッフへの適応
ケインは、キャスレー新監督の指導スタイルや性格に適応する必要があるため、トレーニングキャンプの初めは確かに少し奇妙だったと語った。しかし、新監督が新しいアイデアや考えを持ち込んだことは、チームにとって良いことだとも強調した。ケインは、新しい顔ぶれや若い選手たちがチームに加わることを歓迎し、これが彼のイングランド代表キャリアにおける新たなエキサイティングな章になると信じている。
ユーロ後の反省と期待
ケインはユーロでのイングランド代表のパフォーマンスを振り返り、決勝トーナメントに進出したものの、チームがベストの状態に達していなかったことを認めている。そして、新監督の就任は、このプロセスを促進するためのものだという。ケインは、チームの課題はより良くなることであり、自分自身とチームメイトが将来もっと良い結果を残せることに全幅の信頼を寄せていると語った。
チームの目標と個人の展望
ケインは、イングランドが4年間で2度の決勝トーナメントに進出したことが、チームの強さと可能性を証明したと指摘した。しかし、新監督の就任は、新たなスタートと新たな挑戦を意味する。ケインは、キャズリーの戦術的アイデアを実現し、自分たちのプレーを向上させ続けるために、チームが努力する必要があると強調した。個人的なことでは、ケインはイングランド代表として9年間プレーしてきたが、これからも闘志とモチベーションを維持し、チームに貢献したいと語った。
初のアイルランド戦への期待
アイルランドとの対戦について、ケインは「素晴らしい試合になる」と語った。彼の祖父母はアイルランド生まれで、アイルランドには家族もいる。その家族がパブで彼を見守り、応援してくれるに違いない。2020年のアイルランドとの親善試合では、メンバーに選ばれながら出場しなかったケインだが、今回はチームの勝利のために全力を尽くすつもりだ。
家庭での敵意への対処
ホームのアイルランドで遭遇するかもしれない敵対的な雰囲気について、ケインは「チームはそれに対する準備ができている」と語った。イングランドに移籍したグラリッシュやライスといった選手たちが直面するかもしれない批判やプレッシャーについても触れたが、これらの選手たちはキャリアにとって最善の決断をしたと信じているという。ケインは、チームは試合そのものに集中し、外部の雑念に左右されることなく、大会で最高のパフォーマンスを発揮することを目指すと強調した。