英メディアが報じたところによると、マンチェスター・ユナイテッドは早ければ今週中にもサンチョの獲得をドルトムントにオファーし、移籍金は8000万ポンドを下回る可能性があるという。しかし、クラブは難しい問題にも直面している。イングランド人ウインガーが加入する場合、クラブは一時的に彼の背番号を前年の7番ではなく、新しい番号にする必要がある。
前年、サンチョがマンチェスター・ユナイテッドへの移籍を希望していれば、伝説の7番のシャツが与えられていたに違いない。残念ながら、ボルシア・ドルトムントが1億800万ポンドを要求したため、最終的に売却はキャンセルされた。その後、ユナイテッドはベテランのカバーニをフリーで獲得し、背番号7を選んだ。
マンチェスター・ユナイテッドの7番のジャージーを手にしたカバーニは、次のように語った。これは素晴らしい反応であり、エキサイティングな任務である。さっきも言ったように、自分のベストを尽くせるように一生懸命努力し、ブレイクしたときには、多くのレジェンドたちが着ているジャージに自分の名前も入っているようにしたい。素晴らしい背番号だし、代表チームでもつけてきたけど、ジャージの背番号はあくまでフィールド外のことで、フィールドに出れば背番号なんて関係ないんだ。
しかし、マンチェスター・ユナイテッドの背番号7を着るチャンスを得たとき、それは大きな責任となる。この挑戦が大好きだし、自分自身が背番号7にふさわしいことを証明し、これまでこのシャツを着てきた多くの偉大な選手たちのように、背番号7を尊敬されるものにしたいね
カバーニがもう1年契約を更新した今、ソルスキアとユナイテッドが背番号7のシャツを強奪してサンチョに譲ることはないだろう。それだけでなく、かつてのユナイテッドでサンチョが選ぶことができた他の重要な番号、9番マルシャル、10番ラッシュフォード、11番メイソン・グリーンウッドも、今は所有者がいる。
その結果、ユナイテッドがサンチョを獲得したとしても、新しい背番号を探さなければならなくなる。ドルトムント時代、サンチョはユースチームで8番と18番のジャージを着ていた。次にマタが復帰すれば、サンチョは8番を選ぶかもしれないし、ブルーノ・フェルナンデスが8番をつけ、サンチョが18番をつけるかもしれない。
ユナイテッドのチーム史では、もう一人の英国人スーパースター、ウェイン・ルーニーも入団当初は8番のジャージを着ていたが、その後10番に変更した。カバーニがユナイテッドを去る頃には、サンチョが背番号7を引き継ぐかもしれない。
この夏、8番も18番も所有者が変わらなければ、サンチョはシティ時代につけていた背番号に戻るかもしれない。ユースチームでは15番、16番、17番をつけていたが、現在のユナイテッドのトップチームでは、15番と16番が使えるかもしれない。15番の持ち主であるアンドレアス・ペレイラは、この夏、ユナイテッドに別れを告げるかもしれない。
そして、サンチョの2015/16シーズン最初の背番号である「16」は、現在ユナイテッドでは全くの未所持である。さらに、1＋6が偶然にも7になるという事実も加わり、この番号はサンチョにとって一時的な大抜擢となるはずだ。
