2024年5月17日のニュース
-明日夜のブンデスリーガ最終節で、ボルシア・ドルトムントのベテランFWマルコ・ロイスが、イエロー&ブラックスとのお別れ試合を迎える。ドイツ・メディア『Bild-Zeitung』によると、クラブは試合前のお別れセレモニーで、チームへの多大な貢献を称え、ロイスにロレックスの腕時計を贈るという。
ロイスは12年間の黄色と黒のキャリアを終え、クラブを去ることが決まっており、明日夜のリーグ戦、ダルムシュタット戦で南スタンド前のファンに別れを告げる。Picture Post』によると、通常の花束や似顔絵ポスターに加え、ドルトムントはキックオフ前にロイスにロレックスの限定高級腕時計をプレゼントするという。
南スタンドのファンも、特別なティフォ・ショーを用意し、このレジェンドとの別れを惜しんでいる。エディン・テルジッチ監督はこの試合でロイスをデビューさせる予定で、ホームデビューの最後のチャンスを与える。
将来的には、クラブ上層部の計画の一環として、ロイスがアンバサダーとしてクラブに戻る可能性もある。次のステップとしては、元ボルシア・ドルトムントのGKビュルキが所属するセントルイスFCが興味を示しており、アメリカかサウジアラビアに向かう可能性があるとメディアは報じている。
ロイスは、ボルシア・ドルトムントでチャンピオンズリーグ決勝を制し、6月1日にウェンブリーで開催されるビッグイヤーカップで自身のキャリアを締めくくるという大きな夢を追いかけることになる。
また、もう一人のベテラン、マッツ・フンメルスの将来についても決定していない。フンメルスとの契約は今夏で切れる予定だが、土曜日の試合でお別れの挨拶をすることはないだろう。
このダルムシュタット戦は、ロイスの別れが注目される特別な試合となる。長年ボルシア・ドルトムントに捧げられた伝説的な選手との別れを惜しみ、その輝かしいキャリアの最後の試合を目撃することになる。