先日の親善試合では、スペインとブラジルが対戦し、3-3の引き分けに終わった。この試合では、ロドリゴがペナルティ・スポットから2得点し、パケタが試合終了間際に同点ゴールを決めた。
前半開始直後、スペインにチャンスが訪れる。11分、右サイドのペナルティエリアに侵入したヤマルが倒され、主審はPKを与えることを決定。このPKをロドリゲスが決めて1-0とすると、スペインはその後も得点を重ねていく。36分、ヤマルが右サイドのリブからダイレクトでボールを送ると、オルモが追いついて何人ものディフェンダーを振り切ってゴールを決め、スペインが2-0とリードを広げた。
しかし、ブラジルはあきらめなかった。40分、ウナイ・シモンのミスから、弧の頂点でボールをつかんだロドリゴがシュートを放ち、スコアは2-1とブラジルに軍配が上がると、その直後にもブラジルが得点を挙げる。50分、ブラジルチームの左サイドからのコーナーキック、ヘディングの連続の後、ンドリックの足元にボールが落ち、ンドリックは左足でシュートをネットに突き刺し、ブラジルチームはスコアを2-2の同点にした。
後半も両者の攻防は続いた。85分、カルバハルがペナルティエリア内で倒され、主審は再びPKを与える。ロドリゲスが再びこのPKを決め、スペインが3-2とリードを広げた。しかし試合終了間際、ブラジルに絶対的同点のチャンスが訪れる。90+6分、カルバハルがガレーノにファウルを犯し、主審がPKを与えた。パケタがこのPKを決め、ブラジルが3-3の同点に追いついた。