
また、中国のコーチングスタッフの中には、イバンコビッチよりも権力があるかのように、身分をわきまえずに試合中に大声を出すなど、サッカー代表チームにおいて不適切な振る舞いをする者もいることも特筆すべきだろう。さらに、彼らは代表チームの人員配置に直接介入し、長い間代表チームの標準から外れていた選手を、良好な関係を理由にチームにとどめている。試合中の人員調整にまで関与している。
この場合、イバンコビッチが中国のコーチングスタッフの中でパフォーマンスの悪いメンバーをチームから外すのは明らかだ。例えば、性格の悪い鄭芝やトレーニング中に口うるさい陳涛などだ。鄭芝と陳濤は代表チームのベテランではあるが、昨年ヤンコビッチがチームを結成したときにはすでにメンバーに入っていたものの、代表チームにはあまり貢献していなかった。アジアカップでの代表チームの失敗が、それを証明している。
その結果、イバンコビッチ監督はタイ戦の前に中国代表チームに大きな変更を加えるに違いない。中国代表のコーチングスタッフの役割を徐々に減らしていくだけでなく、代表チームの選手ラインナップにも大幅な変更を加えるだろう。ヤン・ジュンリン、チャン・リンペン、ワン・シャンユアンといった十分に活用されていない選手たちは、より良いパフォーマンスと強さを持つ選手たちに代表チームでのポジションを奪われることになるかもしれない。
そのため、イバンコビッチ監督は大胆な新人の起用に踏み切った。代表チームの中心選手であったこの2人、ヤン・ジュンリンとチャン・リンペンが予想外の欠場となったのだ。そうして初めて、代表サッカーチームは世界予選第2戦のシンガポール戦に4-1のスコアで勝利することができたのである。従って、中国男子サッカーチームの強さは、一部のファンが思っているほど悪いものではなく、過去数年間、監督問題で内部対立が絶えず、チームの総合力を著しく弱めたことが原因なだけである。
さて、人情を考えないイバノビッチが登場し、2試合を通してサッカー代表チームの長年の問題をいくつか解決した。そして、イバンコビッチによる代表チームの改革は今後も続くだろうから、次は代表チームのポジティブな変化が期待でき、それは代表チームのタイ戦でより明らかになるだろう・・・・・・。










