先日の親善試合で、イタリアはエクアドルに2-0で勝利した。試合は、ペッレグリーニが開始わずか3分で先制し、試合終了間際にはバレッラがゴールを決めて勝利を決定づけた。
試合はイタリアが早くも本調子に。3分、イタリアはゴール前でセットプレーのチャンスを得る。ディ・マルコのPKは相手DFに阻まれたが、すかさずペッレグリーニがペナルティエリアの外からシュートを放つと、ボールは砲弾のようにまっすぐゴールに飛び込み、エクアドルのGKは素早い反応を見せたものの、ネットに入ったボールを止めることはできなかった。イタリアが1-0でリード。
その後、エクアドルは攻撃の強化を図るが、イタリアの堅い守備もあってチャンスは少ない。9分、エクアドルの右サイドからのクロスはイタリアにクリアされたが、カイセドのシュートはゴールの枠を外れた。前半を終え、イタリアが1点リードで折り返した。
後半に入ってもイタリアが試合の主導権を握り続ける。45分、ペナルティーエリア内でクロスを拾ったペッレグリーニが再び攻撃力を発揮し、ラスパドーリがヘディングシュートを放つが、残念ながらボールはエクアドルのGKに押さえられた。イタリアは何度も得点を伸ばしにかかるが、エクアドルの守備はなかなか粘り強く、イタリアの攻撃になんとか耐える。
しかし試合終盤、イタリアは突破のチャンスをつかむ。90分+4分、オルソリーニが崇高なダイレクトパスをバレッラに送り、バレッラはワンタッチのチャンスに続いて冷静にボールをネットに突き刺し、イタリアに追加点をもたらした。結局、イタリアはエクアドルを2-0で下した。