試合は両者の激しい攻防で始まった。序盤から攻撃意欲を見せたリヤド・ビクトリーは4分、右サイドからのコーナーキックからペナルティエリア手前中央のオジャミが頭でゴールに突き刺したが、ボールはわずかにゴールの枠を外れて得点ならず。
そして試合開始14分、リヤド・ビクトリーはナジが負傷のためプレーを続けられなくなり、ブロゾビッチと交代するというアクシデントに見舞われた。この交代がリヤド・ビクトリーの攻撃に影響を与えたのは間違いない。
前半の後半、リヤド・ビクトリーの攻撃が勢いを増す。35分、中央右サイドでフリーキックを得ると、このPKを獲得したブロゾヴィッチがペナルティエリア中央へボールを送り、ラポルテが左足でシュートを放つが、枠を捉えきれず、得点のチャンスを逃す。前半は互いにチャンスはあったものの、得点を重ねることはできず、0-0の引き分けでハーフタイムを迎えた。
試合が再開し、後半に入ってもリヤド・ビクトリーの攻撃は止まらない。47分、マネが正確なダイレクトボールを中央へ送ると、ネメルが右足の低いシュートでペナルティーエリア内にボールをしみ込ませたが、ボールは惜しくも左ポストの上に外れた。クロウは66分、ネメルに代わってピッチに入った。彼の登場は、リヤドの攻撃に新たなエネルギーを注入したことは間違いない。
試合は終盤に入り、双方の選手の体力は落ちたが、試合の緊張感はまったく衰えなかった。80分、クロウが右タッチライン付近でクロスをたたき込むと、ガリブがゴール中央からノーマークの右足シュートでクロスバーを叩き、リヤド・ビクトリーはまたもチャンスを逃した。
しかし、試合終了間際、リヤド・ビクトリーがついにチャンスをつかむ。90分、リヤド・ビクトリーは右サイドでコーナーキックを得ると、このPKを得たブロゾビッチがボックス中央までボールを運び、ラポルテがヘディングでゴールを決め、勝利を決定づけた!リヤド・ビクトリーはこのゴールでダマックを1-0で下した。