月31日、セリエA第30節でラツィオはユベントスをホームに迎えた。ユヴェントスは終始消極的な姿勢を見せ、延長戦の末にマルシッチに0-1で敗れた。この9試合でユヴェントスは1勝しかしていない。
前半、両チームは均衡を破ろうとしたが、うまくいかなかった。ユベントスは多くの攻撃チャンスを活かせず、ラツィオは十分な脅威を作り出せなかった。5分、鎌田がボックス手前から放ったシュートはクロスバーを越えた。その後、ユベントスは左サイドでセットプレーを獲得し、キエーザがペナルティエリア内にクロスを上げると、ブレーメルのヘディングシュートはニアに外れた。前半終了間際、両者はゴールを奪い合い、スコアは0-0のまま。
後半に入り、ユベントスはフィールドの状況を変えようと人事異動を行った。しかし、ラツィオは後半開始直後から攻撃意欲を見せる。51分、カンビアッソがベースライン付近の小さな角度からシュートを放つが、これはGKに弾かれる。さらにキエーザがボックス内から強引にシュートを放つが、これはDFに阻まれた。ユベントスの攻撃面におけるパフォーマンスは満足のいくものではなかった。
試合は延長戦に入り、ユベントスはシャットアウトの危機を迎えた。93分、ゴール正面左からのクロスをゴンドージが拾い、マルシッチがヘディングでゴールに押し込み、シャットアウトを達成した。このゴールでユベントスは追い付かれ、結局0-1で敗れた。