UEFAヨーロッパリーグの試合で、ビジャはリールと対戦した。
前半15分、リールはヤジチの抜け出しゴールで加点し、一時1-0とビジャにリードを許した。この時点で、両チームはアグリゲートで2-2の同点となった(第1レグでビジャがアウェーでリールを2-1で下したことを考慮)。
後半に入り、リールは67分にB・アンドレがヘディングシュートを決め、2-0とし、合計スコアで3-2とリールがビジャを逆転した。しかし、試合はこれだけでは終わらず、87分にビジャのキャッシュがゴールを決めて1-2とし、両チームは3-3の同点で延長戦に突入した。
延長戦では、両チームともチャンスを生かせず、試合はPK戦にもつれ込んだ。PK戦では、リールのダビデ、アンヘル・ゴメス、レミ・カベラが何とか的を射抜いたが、ベンタレブとアンドレは外してしまった。ビジャは、ティルマンス、ワトキンス、キャッシュ、ルイスがしっかりとPKを決め、ベイリーだけが外した。PK戦では、アルゼンチン人GKビッグ・マルティネスが、相手のPKを2本セーブし、ビジャの勝利に貢献した。
結局、ビジャがPK戦の末4-3で勝利し、両チームの合計スコアは7-6で確定、アストン・ビジャはリールを退け、UEFAヨーロッパリーグ準々決勝進出を決めた。