UEFAカップ準々決勝セカンドレグ、ローマはACミランをホームに迎える。ミランはファーストレグでローマに0-1で敗れており、この試合はミランにとって非常に重要なものだった。しかし、10人で戦ったローマは、合計スコアでミランを3-1で下し、準々決勝進出を決めた。
試合開始直後、ローマは強い攻撃意欲を見せた。12分、ペッレグリーニのシュートはゴールポストに阻まれたものの、マンチーニが頭脳的なシュートを決めてローマが先制、トータルスコアを2-0とした。 このゴールは確実にローマチームにさらなる自信を注入した。
試合はその後、膠着状態となった。両者一進一退の攻防を繰り広げるが、どちらもスコアを変えることはできない。22分、ローマが再び均衡を破る。ルカクがペナルティーエリア内に入れたクロスがクリアされ、ボールを受けたディバラがゴールにシュートを決め、ローマがミランを2-0とリードし、トータルスコアを3-0に伸ばしたのだ。 このゴールは、ディバラの優れた個人能力と冷静なシュート技術を示すものだった。
しかし、試合は順風満帆ではなかった。31分、ローマのチェリクがレオを背後から突き飛ばしたとして退場処分となり、ローマは10人で試合を終えることになった。しかし、ローマはあきらめなかった。粘り強さとチームスピリットでリードを守りきった。
後半に入り、ミランは名誉挽回を狙って攻撃を強めた。85分、ついにミランがゴールを決める。レオがクロスを送ると、ガッビアが前線の一点を奪い、ミラン1-2ローマが同点に追いついたが、トータルスコアは1-3のままだった。
結局、10人のローマは、マンチーニとディバラの素晴らしいパフォーマンスのおかげで、ミランを合計3-1で下し、準々決勝進出を決めた。