
北京時間3月15日、ベトナム代表のグエン・クアン・ハイとハノイFCとの契約延長交渉が決裂し、彼自身が他のアジアリーグで新たなスタートを切ることを決意したというニュースが飛び込んできた。
ベトナムのメディア『soha』によると、ハノイFCとの交渉が決裂した後、グエン・クアン・ハイは海外に目を向けたという。グエン・クアン・ハイはアジアの他のクラブへの移籍を熱望しており、現在、韓国、日本、タイのクラブが獲得に乗り出しているという。
中国スーパーリーグもまた、グエン・クアン・ハイにとって検討する価値のある選択肢である、とsohaは指摘する。多くの中国メディアはグエン・クアン・ハイの長所を称賛しており、特に先日のラウンド12ではベトナムの先発として中盤で印象的なプレーを見せていた。
ベトナムリーグで30ゴールを挙げている24歳のミッドフィルダーは、身長が1.68メートルしかないにもかかわらず、その敏捷性と特別な才能から「ベトナムのリオネル・メッシ」と呼ばれている。ハノイFCとワールドカップでの傑出したパフォーマンスで、グエン・クアン・ハイはヨーロッパのクラブを含む多くの海外チームから注目を集めている。
記事は、中国スーパーリーグは海外からの援助に厳しい年俸制限を課しており、年俸はわずか200万ユーロ(約503億VND)で、ヨーロッパや南米からスター選手を集めるのは難しいが、グエン・クアン・ハイにとっては惜しみない "贈り物 "だと指摘している。ハノイFCはグエン・クアン・ハイを引き留めるため、ベトナムサッカー界最高額となる月給3億ドン(約8万3300元)を提示したが、グエン・クアン・ハイの心理的期待値は4億ドンだったため、結局交渉は決裂したと報じられている。
客観的に見て、グエン・クアン・ハイは中国スーパーリーグのほとんどの選手よりも優れており、プレースタイルも中国スーパーリーグに適応しやすい。ハノイFCとの契約は4月で切れるが、中国のチームが移籍金0円で彼を獲得できることも大きな魅力だ。
20年以上前、ベトナムのスター選手、レ・スアン・ドゥックは、当時の重慶力帆に入団して中国スーパーリーグに進出したが、4試合に出場して1ゴールを決めただけだった。現在、中国スーパーリーグは多くの危機に直面しているが、フェライニやオスカルといったビッグネームがいるアジアのトップリーグの1つである。(DD)










